キャンプスタイルとはよく言いますが、いったいなんのことでしょう。
ここでは一緒に行く仲間やシチュエーションによってことなるキャンプスタイルについて解説していきます。
初心者はまずはなんでも持っていきやすいオートキャンプ場が得策!
キャンプに一緒に行く人数やメンバーによってキャンプスタイルは異なります。スタイルによって持って行く荷物の種類や量、移動手段、使用テントが決まり、就寝する場所づくりやリビングスペースに必要な道具、ギアが決まっていきます。
初心者さんやファミリーであれば車で行くオートキャンプ場がいいのではないでしょうか。荷物の量や、重さを木にせずにガンガン荷造りできます。
また、オートキャンプ場は通常、テントを張る目の前まで車で乗り入れることができるため、荷物の持ち運び、搬入が楽に行えます。
キャンプスタイル
キャンプスタイルは大きく分けて下記の4種類に分類されます。
- ソロキャンプ
- カップルキャンプ、デュオキャンプ
- ファミリーキャンプ
- グループキャンプ
ソロキャンプ
ひとりでキャンプを楽しむスタイルで、持ち運びやすい小型テントやサイドテーブル、チェアなど基本的にはコンパクトなギアで統一します。軽量な道具を揃えバックパックなどの装備でキャンプ地まで歩いて行くなど、比較的身軽で個人の自由に木の向くままにキャンプを楽しみます。
カップルキャンプ、デュオキャンプ
恋人やパートナーと2人で楽しむキャンプです。車などで大きな荷物を運べる場合は2~3人用のテントを使用します。徒歩や自転車、バイクなどの場合はソロキャンプと同様にコンパクトさを重視しながら2人で手分けして荷物を持っていきましょう。
ファミリーキャンプ
子供と一緒に、家族で行くキャンプです。ファミリーキャンプといえばオートキャンプ場が主流です。ゆったりくつろげるドームテントや大型のテーブル、家族全員分の寝袋(シュラフ)や着替えも必要となるので車移動が主となります。
グループキャンプ
複数人の家族や友達同士みんなで楽しむキャンプスタイルです。数名なら大きな4~6名程度用のツールームテントなどを使うことが多いです。ただし、これ以上の人数が集まったり、キャンプ好きが集まっている場合は、みんなそれぞれがテントを張り、ご飯のときは一箇所に集まるなどの宴会スタイルで行うことが多いようです。
ソロキャンプに必要なギア
コンパクトで収納性に優れたものをチョイスすること
ソロキャンプでよく使われるのが山岳用テント。、小型サイドテーブル、小型チェア。これらをコンパクトに折りたたんでパッキングし、バックパックなどに入れれば電車などの公共機関でも移動可能です。
ソロキャンプで人気なのがタープ泊という選択肢。
テントを張らずにタープと寝袋で野宿するタープ泊は自然とダイレクトに触れ合えるためソロキャンパーに大変人気を集めています。
寝室
- シュラフ
- スリーピングマット
リビング
- テント or タープ
- 小型テーブル
- チェア
- カップ
- ウォータータンク
- クーラーボックス
- ストーブ
- クッカー
- カトラリー
- ランタン
カップルキャンプに必要なギア
移動手段が車かどうかで搬入できる荷物が変わる
2人の移動手段が何かによって大きく道具、ギアが変わってくるでしょう。車でキャンプ場で向かう場合は広くて居心地の良いドーム型テントでゆったりと過ごすのがおすすめ。
テントの入口の部分(前室)が広く取られているタイプのものであれば、別途タープを張らずともリビングスペースとして使えるので便利ですよ。
徒歩や自転車、バイクでキャンプへ移動する場合はドーム型テントはほぼ難しいと考えて良いでしょう。比較的狭くなってしまいますが、2人用の山岳テントなどを使用すると運搬が楽になります。
寝室
- シュラフ
- スリーピングマット
リビング
- ドーム型テント
- タープ
- 小型テーブル
- チェア
- カップ
- ウォータータンク
- クーラーボックス
- ストーブ
- クッカー
- カトラリー
- ランタン
ファミリーキャンプに必要なギア
子供がいる場合は準備を万全に!
子どもを連れてキャンプ場へ行く場合、オートキャンプ場でドーム型テントを使ったスタイルが便利でおすすめです。前室の天幕(フラップ)を開閉すれば、タープの代わりにもなって一石二鳥。
シュラフ、マット、チェア、カップや皿など、人数分必要となってくるので、車でないと難しい。
寝室
- シュラフ
- スリーピングマット
リビング
- ドーム型テント(前室が広いものを選ぼう)
- タープ
- 大型テーブル
- チェア
- カップ
- ウォータータンク
- クーラーボックス
- ストーブ
- クッカー
- カトラリー
- ランタン
- 焚き火台
グループキャンプに必要なギア
大人数なら一箇所に道具を持ち寄って楽しもう
数人程度の人数であればツールームテントのような大型テントを利用すると便利。
7~8人以上のグループになると各家族やカップルなどのグループで別れてプライベートスペースのテントと、集まって楽しむ宴会用の場所を用意すると良い。道具を各自持ち寄って楽しむのがおすすめ。自分のものが他の人のものと混ざらないように目印があると便利。
キャンプ場によっては、宴会スタイルのグループキャンプを禁止している場所もあるので予約時に注意が必要。
子供が多い場合、子ども用のテントを貼ってあげると喜びますよ♪
寝室
- シュラフ
- スリーピングマット
リビング
- プライベート用テント
- 大型タープ(宴会用)
- 大型テーブル
- チェア
- カップ
- ウォータータンク
- クーラーボックス
- ストーブ
- クッカー
- カトラリー
- ランタン
- 焚き火台