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テントやタープで「昼のリビング」が整ったら、次は夜を安全・快適にする照明です。日が落ちたキャンプ場は街灯もなく、想像以上に真っ暗。ランタンがないと、料理も後片付けも、トイレへの移動さえままなりません。
とはいえ、いざ選ぼうとすると「LED?ガス?」「何ルーメン必要?」「そもそも何個いるの?」と、初心者がつまずくポイントが一気に増えます。この記事では、初心者が本当に迷う3つの疑問にまっすぐ答えながら、最初の1台と、その後の増やし方まで順番に解説します。
まだテント・タープを決めていない人は、先に「STEP 1-4:タープの種類と選び方」から読むのがおすすめです。
ダオン
ランタンって種類が多すぎる…どれを選べばいいの…?
初心者はまずLED一択でいいよ。合言葉は「明るさ可変・1000ルーメン級」。順番に見ていこう。
まず結論:初心者は「LED・明るさ可変・1000ルーメン級」の1台から
細かい種類を覚える前に、最初の1台の基準を3つに絞ります。
- 火を使わないLEDを選ぶ(テント内でも安全・電池や充電式で手間なし)
- 最大1000ルーメン級で、暗くも調整できるモデル(サイト全体も手元もこれ1台でこなせる)
- 暖色に切り替えられると、料理も夜のくつろぎも自然に見える
この3条件を満たすなら、GENTOS EX-1300Dのような「1台で明るさを大きく変えられる大光量LED」が入門の大本命。まずは1台、慣れてきたらテーブル用のサブを足す、が失敗しない順番です。ガスやガソリン、雰囲気満点のオイルランタンは、この1台に慣れてからの「次の楽しみ」に取っておきましょう。
ダオン
火を使わないほうが安心なんだ…!
ランタンの種類は4タイプ:燃料でここが変わる
ランタンは光源・燃料で4種類に分かれます。ざっくり言うと、手軽さはLED>ガス>ガソリン・オイルの順、明るさや雰囲気は逆。初心者がまず押さえるのは「LEDが安全で手軽」という一点で、あとは特徴だけ知っておけば十分です。
| 写真 | タイプ | 特徴 | 初心者度 |
|---|---|---|---|
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LED | 火を使わず安全。電池/充電式で手軽。テント内OK。今は1300lm級もあり明るさも十分 | ◎ 最有力 |
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ガス | OD缶/CB缶で加圧不要・着火が簡単。明るく雰囲気も良い。発熱するので屋外専用 | ○ 2台目に人気 |
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ガソリン | ポンピング加圧が必要。大光量で寒さに強く燃料費も安い。手入れの手間あり | △ 玄人向け |
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オイル(灯油) | 柔らかい炎の雰囲気が魅力。手軽な小型から加圧式の大光量まで幅広い | △ 雰囲気重視 |
LEDランタン:初心者の第一候補

火を使わないので、テント内でも子どものそばでも安全に使えます。電池式・充電式で扱いが簡単、価格帯も幅広く、明るさや光の色を調整できるモデルも豊富。最近は最大1300ルーメン級のモデルもあり、明るさでもガスに引けを取りません。最初の1台はここから選べば間違いありません。
ガスランタン:明るさと手軽さのバランス型

OD缶やCB缶にセットし、ポンピング(加圧)なしでつまみをひねって着火できる手軽さが魅力。マントルという発光体が白く明るく光り、炎のゆらぎも楽しめます。コールマンの2500ノーススターは約1543ルーメンと非常に明るく、初心者にも扱いやすいガスの定番。ただし本体が高温になるためテント内では使えず屋外専用。「LEDに慣れたら2台目に」という人が多いタイプです。
ガソリンランタン:大光量・寒さに強い上級者向け

ホワイトガソリンを燃料に、ポンプで加圧してから点火します。大光量で寒冷地でも安定して光り、燃料費も安いのが強み。コールマンの286A ワンマントルランタンは1980年代から続く定番です。反面、ポンピングやマントル交換など手間が多く、最初の1台には不向き。道具に慣れて「本格的な灯りが欲しくなったら」の選択肢です。
オイル(灯油)ランタン:雰囲気の王様

灯油やパラフィンオイルを燃やす、炎の灯りそのものを楽しむランタン。ドイツ製のフュアハンドのような手軽なハリケーンランタンなら数千円で炎の雰囲気を味わえ、燃料費も灯油なら格安です。一方、同じ灯油でも加圧式のペトロマックス HK500は約500キャンドルパワーとガソリンをしのぐ明るさで、多くのキャンパーが憧れる名機。明るさより「揺れる炎の情緒」を求める人の道具で、これも慣れてから雰囲気を足すために選びます。
ダオン
どれくらいの明るさを選べばいいのか、教えて…!
ランタン選び5つのチェックポイント
ポイント1:明るさは「ルーメン」で見る。メインは1000以上

明るさの単位はルーメン(lm)。サイト全体を照らすメインランタンは1000ルーメン以上が目安(およそ6畳の部屋の照明相当)。手元やテーブルを照らすサブは100〜400ルーメン、テント内は眩しすぎない100〜300ルーメンが快適です。可変式なら、この範囲を1台でカバーできます。
ポイント2:「何個?」の答えはメイン+テーブル+サブ。でもまず1台でいい

快適に揃えるならメイン(サイト全体)+テーブル(手元)+サブ(テント内・移動用)の3台、ファミリーはさらにもう1台が基本形です。とはいえ最初から全部は要りません。明るさを大きく変えられるLED1台があれば、まずはそれ1つでOK。全体は強く、テーブルは弱く、と使い分け、2台目・3台目はキャンプに慣れてから足していきましょう。
ポイント3:光の色は「暖色に切り替えられる」と便利
白色は明るく作業向き、暖色は料理がおいしそうに見えて夜のくつろぎに最適。白・暖色を切り替えられるモデルなら、設営時は白、食事や就寝前は暖色、と1台で雰囲気を作り分けられます。
ポイント4:連続点灯時間と電源方式を確認する
1泊なら夜の数時間×2日を賄えれば十分。電池式は予備を持てば安心、充電式はモバイルバッテリーで運用できます。カタログの「実用点灯時間」(一番明るいモードでどれだけ持つか)を見て、足りなければ予備電源を用意しましょう。単1電池式は明るくて長持ち、充電式は軽くてスマートと、電源方式で性格が変わります。
ポイント5:防滴性能をチェックする
夜露や小雨に当たることもあるので、防滴(IPX1以上、できればIPX4)だと安心です。屋外で使う道具なので、最低限の防水性能があるかは購入前に確認しておきましょう。
用途別:最初の1台と、増やすならこの3台
初心者の王道は「まずメインLEDを1台。慣れたらテーブル用と、雰囲気用を足す」。役割ごとに、実際に選ばれている定番を紹介します。
① メイン:迷ったらこれ。サイト全体を照らす大光量LED

GENTOS EX-1300Dは、最大1300ルーメンでサイト全体をしっかり照らせるメインの主力。420〜1300ルーメンで明るさを調整でき、白・昼白・暖色の3色切替に加え、炎のようにゆらぐキャンドルモードも搭載。単1電池でも充電池でも動き、実用点灯は約7〜350時間。約6,700円で「メインはこれ1台」を任せられる、初心者の大本命です。
▼ 迷ったらこの1台(メイン)
- GENTOS EX-1300D ― 最大1300lm・420〜1300lm可変・3色切替+キャンドルモード。サイト全体を照らすメインの定番(Amazon、楽天)
② テーブル・手元用:安くて実用的なサブLED

2台目のサブには、同じGENTOSのEX-036Dが手頃。最大450ルーメンでテーブルや手元をしっかり照らし、3色切替やキャンドルモードも備えます。単3電池6本(エネループも可)で動き、生活防水IPX4。約4,400円と安く、メインと同メーカーで揃えると操作感も統一できます。
▼ テーブル・手元のサブに
- GENTOS EX-036D ― 最大450lm・3色切替・単3電池式でエネループ可。安くて実用的な定番サブ(Amazon、楽天)
③ 雰囲気を足すなら:映えるコンパクト or 炎のオイル


灯りに「雰囲気」も欲しくなったら、方向は2つ。ひとつは、手のひらサイズで温かく光る映えるコンパクトLED。この分野の定番はゴールゼロ ライトハウスマイクロで、68gの超軽量ながら最大170時間点灯し、サブランタンの決定版として絶大な人気があります。コスパ重視なら、USB-C・タッチ操作で1/4カメラネジも備えた国産の38灯(MIYABI)も好選択。どちらも火を使わないので、テント内でも安心です。

もうひとつは、炎そのものを楽しむフュアハンド 276。数千円で買えるドイツ製のハリケーンランタンで、灯油やパラフィンオイルで灯る揺れる炎は、LEDには出せない雰囲気です(屋外専用)。まずはメインLEDを揃えたうえで、”焚き火の隣に置く一灯”として足すのがおすすめです。
▼ 雰囲気を足すなら
- ゴールゼロ ライトハウスマイクロ ― 68gの超軽量・最大170時間。サブランタンの定番中の定番(Amazon、楽天)
- 38灯 MIYABI(38-kT) ― 手のひらサイズで映える国産充電式LED。USB-C・タッチ操作(Amazon、楽天)
- フュアハンド 276 ― 数千円で炎の雰囲気を楽しめるドイツ製オイルランタン(Amazon、楽天)
本格的な明るさや灯油加圧式の名機(ペトロマックスHK500など)に憧れるなら、それは道具に慣れてからのお楽しみ。まずはメインLEDで、夜のキャンプを安心して過ごすことが先決です。
初心者がやりがちな失敗3つ
- 明るさを気にせず買って暗すぎた:メインは1000ルーメン以上を目安に。可変式なら暗くもできて安心
- いきなりガスやガソリンを選んで持て余す:着火やメンテの手間で挫折しがち。最初はLED
- 予備電源を忘れて夜に電池切れ:実用点灯時間を確認し、予備電池やモバイルバッテリーを1つ
ダオン
電池切れ、うっかりやっちゃいそう…
予備を1セット持てば大丈夫。夜のキャンプ場で真っ暗は本当に困るからね。
よくある質問
Q. ランタンは何個必要ですか?
快適に揃えるならメイン+テーブル+サブの3台(ファミリーは+1)が基本形です。ただし最初は、明るさを大きく変えられるLED1台があれば十分キャンプできます。慣れてきたらテーブル用・雰囲気用を足しましょう。
Q. LEDとガス、どちらを選べばいいですか?
初心者はLEDがおすすめです。火を使わないのでテント内でも安全で、着火やメンテナンスの手間もありません。ガスは明るく雰囲気も良いですが屋外専用で、2台目に検討する人が多いです。
Q. 何ルーメンあれば足りますか?
サイト全体を照らすメインは1000ルーメン以上、テーブルや手元のサブは100〜400ルーメン、テント内は100〜300ルーメンが目安です。可変式なら1台でこの範囲をカバーできます。
Q. 充電式と電池式、どちらがいいですか?
どちらでも構いません。電池式は予備電池を持てばすぐ復帰でき明るく長持ち、充電式は軽くてモバイルバッテリーで運用できます。大切なのは、実用点灯時間を確認して予備の電源を用意しておくことです。
Q. テント内でランタンを使っても大丈夫ですか?
LEDランタンなら火を使わないのでテント内でも安全に使えます。ガス・ガソリン・オイルは一酸化炭素中毒や火災の危険があるため、テント内では絶対に使わないでください。
まとめ:LED・可変・1000ルーメン級から始めよう

ランタン選びは「火を使わないLED・明るさが可変・最大1000ルーメン級」の3条件を押さえれば失敗しません。まずはGENTOS EX-1300Dのような万能メインを1台。慣れてきたらテーブル用のサブや、映えるコンパクト・炎のオイルランタンで「雰囲気」を足していく。その一歩ずつが、夜のキャンプを安全で心地よい時間に変えてくれます。
「あかりがひとつあるだけで、夜のキャンプはこんなにあたたかい…ぼくの、いちばん好きな時間…」
ダオン|CampDAOで生まれた公式キャラクター。
ランタンが大好きな、この講座の案内役。
ランタンで夜の灯りが決まったら、次は温かい食事を作る道具です。次のSTEP 1-9「バーナー・コンロの選び方」は近日公開予定。道具選び全体の優先順位は「STEP 1-1:キャンプ道具は何から揃える?初心者が最初に買うべき優先順位」で確認できます。







