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キャンプ/アウトドア.JP

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バーナーの選び方 最初の1台はCB缶

大自然の中で飲む淹れたてのコーヒーや、外の空気を味わいながら作るキャンプ飯。そんな最高の体験に欠かせないのが、お湯を沸かしたり調理をしたりするためのバーナー・コンロです。しかし、いざアウトドアショップに行ってみると、形も大きさも違う道具がずらりと並んでおり、どれを選べばいいのか途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。

「ソロキャンプならどれがいいの?」「ファミリーで使うなら大きい方がいい?」「ガス缶の種類が違うみたいだけど何が違うの?」と、疑問は尽きませんよね。せっかく買ったのに自分のキャンプスタイルに合わなかったり、うまく火がつかなかったりする失敗は避けたいものです。

この記事では、キャンプギア専門家として15年以上さまざまな道具を見てきた視点から、初心者が絶対に迷わないバーナー・コンロの選び方を徹底的に解説します。専門用語は極力使わず、わかりやすく整理してお伝えしますので、あなたにぴったりの相棒を見つける手助けにしてください。

バーナーの選び方のイメージ
あかりあかり

キャンプに行きたいけれど、道具の種類が多くて何から選べばいいのか分かりません。わたしに合う最初の1台ってありますか?

しんたろーしんたろー

まずはCB缶が使えるシングルバーナーから始めるのが一番だよ。コンビニでも燃料が手に入るし、コンパクトで荷物にならないからね。

ダオンダオン

でもそれ、大人数で料理を作るには小さすぎて不便じゃないの?

しんたろーしんたろー

確かにそうだね。ただ、最初は1台で十分だし、将来的に本格的なツーバーナーを買い足してもサブコンロとしてずっと使い続けられるから無駄にならないんだ。

結論:迷ったらこれ!初心者のはじめの1台

バーナー・コンロの選び方のイメージ

バーナー選びで迷っている方に、まず明確な結論をお伝えします。キャンプ用バーナーを選ぶ際の大きなポイントは「CB缶かOD缶か(燃料の違い)」、そして「シングルバーナーかツーバーナーか(口数の違い)」という軸に分かれます。

結論から言うと、初心者のはじめの1台として最もおすすめなのは「CB缶(カセットボンベ)が使えるシングルバーナー」です。

なぜこの組み合わせが最適なのかというと、圧倒的な「手軽さ」と「汎用性の高さ」があるからです。CB缶はスーパーやコンビニ、ホームセンターなど、どこでも安価に手に入ります。キャンプ場に向かう途中で「ガス缶を忘れた!」と気づいても、近くのコンビニですぐに調達できる安心感は、初心者にとって非常に大きなメリットです。

また、シングルバーナー(火口が1つだけのタイプ)は非常にコンパクトで軽く、荷物を圧迫しません。ソロキャンプやデュオキャンプ(2人)であれば、これ1台でお湯を沸かしたり、簡単な調理をしたりするのに十分な役割を果たします。将来的にファミリーキャンプで大きなツーバーナー(火口が2つのタイプ)を買い足したとしても、シングルバーナーは「サブのコンロ」や「朝のコーヒー専用」として末長く活躍し続けます。決して無駄にならないのが、はじめの1台にシングルバーナーを推す最大の理由です。

もちろん、大人数での本格的な調理を最初から想定している場合や、冬の厳しい寒さの中でキャンプをする場合は別の選択肢になりますが、「まずは手軽にキャンプを始めてみたい」という方には、迷わずCB缶のシングルバーナーをおすすめします。

バーナー・コンロの種類と分類

バーナーを選ぶ際、初心者が混乱しやすいのは「口数」と「燃料」と「形状」という違う要素がごちゃ混ぜになってしまうからです。ここでは、それぞれの分類軸ごとにしっかりと分けて違いを解説します。まずは全体像を把握しましょう。

口数の違い:シングルバーナーとツーバーナー

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ツーバーナー 2口で同時調理ができファミリー向け ○2台目

まずは、火が出る部分(火口)の数による分類です。キャンプの人数や作りたい料理の量によって選びます。

シングルバーナー

バーナー・コンロの選び方のイメージ

火口が1つだけのコンパクトなバーナーです。折りたたむと手のひらサイズになるものも多く、リュックの隙間に入れて持ち運べるほど軽量です。ソロキャンプや登山、ツーリングなど、とにかく荷物を小さく軽くしたいシーンで大活躍します。

設営や片付けも一瞬で終わるため、ちょっとお湯を沸かしてカップラーメンを食べたり、コーヒーを淹れたりするだけならこれ以上便利なものはありません。ただし、火口が1つなので「ご飯を炊きながら、隣でおかずを炒める」といった同時調理はできません。また、大きな鍋を乗せるとバランスを崩しやすいという弱点もあります。

ツーバーナー

バーナー・コンロの選び方のイメージ

家庭用のガスコンロのように、火口が2つ並んでいる大型のバーナーです。最大のメリットは2つの料理を同時に進行できること。カレーを煮込みながら隣でご飯を炊くなど、本格的なキャンプ飯を楽しみたいファミリーキャンプやグループキャンプには欠かせない存在です。

土台がしっかりしているため、大きくて重い鍋やフライパンを乗せてもグラグラせず、安全に調理ができます。その反面、サイズが大きく重量もあるため、車での移動が前提となります。また、燃料の消費も早くなるため、予備のガス缶を多めに用意しておく必要があります。

燃料の違い:CB缶とOD缶

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CB缶(カセットボンベ) 安価でスーパー等でも手軽に買える ◎最有力
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OD缶(アウトドア缶) 寒さや風に強く火力が安定しやすい ○ステップアップ

次に、使用するガス缶(燃料)による分類です。バーナー本体によって使えるガス缶の規格が決まっているため、購入前に必ず確認が必要です。

CB缶(カセットボンベ)

バーナー・コンロの選び方のイメージ

家庭用のカセットコンロでおなじみの、細長い円柱形のガス缶です。「Cassette Bombe(カセットボンベ)」の略称です。最大の魅力は、どこでも安く買える入手性の高さです。1本100円〜200円程度で売られており、ランニングコストを大幅に抑えることができます。

ただし、一般的なCB缶の中に入っているガスは寒さに弱く、気温が10度を下回るような秋口や冬のキャンプでは、ガスが気化しにくくなり火力が極端に落ちてしまうという弱点があります(寒冷地用の高価なCB缶も存在します)。春から秋にかけての暖かい季節にキャンプを楽しむなら、CB缶で全く問題ありません。

OD缶(アウトドア缶)

バーナー・コンロの選び方のイメージ

アウトドア用品店で見かける、ぽってりとしたドーム型のガス缶です。「OutDoor(アウトドア)」の略称です。キャンプや登山といった厳しい環境での使用を前提に作られているため、寒さや風に強く、安定した高火力を出し続けられるのが特徴です。

バーナー本体の土台として機能する形状になっているため、不整地でも安定しやすいというメリットもあります。弱点は、アウトドア専門店や大きなホームセンターに行かないと手に入りにくいことと、1本500円〜800円程度とCB缶に比べて価格が高いことです。本格的な登山や冬キャンプに挑戦したい方に向いています。

形状の違い:一体型と分離型(シングルバーナーの場合)

写真 タイプ 特徴 初心者度
一体型の代表例: ジュニアコンパクトバーナーAmazon 見る →
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ジュニアコンパクトバーナー
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一体型 バーナーとガス缶が直結しコンパクト ◎最有力
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レギュレーターストーブ FUSION ST-330
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分離型 ホースで繋がり低重心で大きな鍋も安定 ○用途次第

シングルバーナーを選ぶ際、バーナー本体とガス缶の接続方法によってさらに2つのタイプに分かれます。

一体型

バーナー・コンロの選び方のイメージ

バーナー本体をガス缶の口に直接ねじ込んだり、カチッと押し込んだりして接続するタイプです。部品が少なく、とにかくコンパクトで軽いのが特徴です。サッと取り出してすぐに使えるため、機動力を重視するソロキャンパーに非常に人気があります。

ただし、ガス缶の上にバーナーと鍋が乗る形になるため、全体の重心が高くなります。そのため、大きめの鍋や重いスキレット(鋳鉄製のフライパン)を乗せると不安定になりやすく、調理中に倒してしまうリスクがある点には注意が必要です。

分離型

バーナー・コンロの選び方のイメージ

バーナー本体とガス缶が、金属製のホースで繋がっているタイプです。バーナー本体が独立して地面(またはテーブル)に直接置かれるため、重心が低く、非常に安定感があります。

大きめの鍋やダッチオーブンなどを乗せてもグラグラしにくいため、シングルバーナーでありながら複数人用の料理を作るのにも適しています。また、熱源(火)とガス缶が離れているため、後述する「輻射熱によるガス缶の過熱リスク」が低いという安全上のメリットもあります。一体型に比べるとホースの分だけ少し大きく重くなります。

失敗しないバーナー・コンロの選び方

あかりあかり

ソロキャンプかファミリーかで選ぶべき種類が変わるんですね。今のわたしならシングルバーナーで大丈夫でしょうか?

しんたろーしんたろー

そうだね。ソロやデュオならシングルバーナーが最適だよ。逆に3人以上のファミリーなら、最初から2口あるツーバーナーを選んだほうが料理の効率が良いね。

ダオンダオン

じゃあ、暖かい時期にしか行かないなら燃料は安いCB缶だけでいいの?

しんたろーしんたろー

その通り。春から秋の平地キャンプならCB缶で十分だよ。冬の雪中キャンプのような特殊な環境を目指すときだけ、寒さに強いOD缶を検討すれば安心だね。

種類と分類がわかったところで、次は「自分に合ったもの」をどうやって絞り込んでいくか、具体的な選び方のポイントを解説します。

キャンプの参加人数とスタイルで選ぶ

バーナー・コンロの選び方のイメージ

バーナー選びの第一歩は、誰と、どんなキャンプをするかを想像することです。ソロキャンプ(1人)であれば、大きくて重いツーバーナーは完全にオーバースペックで、持ち運びの苦労ばかりが目立ってしまいます。逆に、4人家族のキャンプで小さなシングルバーナー1つしかなければ、全員分のお湯を沸かすだけでも時間がかかり、料理が全く進みません。

ソロキャンプや、夫婦・カップルでのデュオキャンプであれば、まずはシングルバーナーを1つ用意しましょう。もし料理にこだわりたくなったら、後からもう1つシングルバーナーを買い足すというスタイルでも十分に対応できます。

一方、3人以上のファミリーキャンプや、グループでワイワイと本格的な料理を作りたい場合は、最初からツーバーナーを選ぶのが正解です。家庭のキッチンと同じ感覚で調理ができるため、キャンプ飯のレパートリーが格段に広がります。

使う季節と気温に合わせて燃料を選ぶ

バーナー・コンロの選び方のイメージ

キャンプに行く季節も、燃料選びの重要な要素です。先ほど分類の項目で触れた通り、CB缶(カセットボンベ)は寒さに弱いです。一般的なCB缶は、気温が10度を下回るとガスが気化しにくくなり、火が小さくなったり、最悪の場合は全く点火しなくなったりします。

ゴールデンウィークから秋口までの、比較的暖かい時期にしかキャンプをしないのであれば、安価で手軽なCB缶で全く問題ありません。しかし、「冬の雪中キャンプにも挑戦してみたい」「標高の高い山で星空を見ながらコーヒーを飲みたい」という目標があるなら、寒さや気圧の変化に強いOD缶(アウトドア缶)を選ぶ必要があります。

自分のキャンプスタイルがまだ定まっていない初心者のうちは、暖かい時期に平地のキャンプ場へ行くことがほとんどだと思いますので、まずはCB缶からスタートするのがおすすめです。

火力(kcal/hやkW)の目安をチェックする

用途別・必要火力の目安(kcal/h)
用途別・必要火力の目安(kcal/h)

バーナーのスペック表を見ると、「最大火力:2,500kcal/h」や「出力:3.3kW」といった数字が並んでいます。「カロリー?キロワット?難しくてわからない!」と思うかもしれません。

でも安心して。これは「どれくらいの強さの火を出せるか」を表すただの数字です。身近な例で噛み砕くと、家庭用のガスコンロの標準的な火力がだいたい2,500〜3,000kcal/hくらいです。この数字は商品の箱やオンラインショップの商品ページに必ず書いてあるので、自分で計算したり測ったりする必要は一切ありません。

選ぶ際の目安としては、「2,500kcal/h」前後あれば、お湯を沸かしたり簡単な調理をしたりするには十分です。もし、分厚いステーキを強火で焼きたい、大きめの鍋でたっぷりのお湯を早く沸かしたいといった本格的な調理を想定しているなら、「3,000kcal/h」以上の高火力モデルを選ぶとストレスがありません。ちなみに、1kWはおよそ860kcal/hとして換算されます(例:3.0kW ≒ 約2,580kcal/h)。数字が大きいほど火力が強い、とだけ覚えておけば大丈夫です。

屋外の風に耐えられるか(耐風性)を確認する

バーナー・コンロの選び方のイメージ

キャンプ場では、常に無風というわけではありません。屋外で火を使う際、最大の敵となるのが「風」です。風が吹くと炎が流されてしまい、鍋の底にうまく熱が伝わらなくなります。その結果、お湯を沸かすのに普段の倍以上の時間がかかったり、ガスを無駄に消費してしまったりします。

そのため、バーナー自体に風への対策(耐風性)が施されているかどうかが重要になります。具体的には、火口の周りにすり鉢状の壁(風防)がついていて風を遮る構造になっているものや、炎が出る穴が細かく設計されていて風で消えにくいようになっているモデルがあります。

もし耐風性のないシンプルなバーナーを選ぶ場合は、別売りの「ウィンドスクリーン(風よけのアルミ板)」を一緒に購入して、バーナーの周りを囲って使うようにしましょう。

収納時のサイズと重さを確認する

最後に確認したいのが、持ち運びのしやすさです。特に車ではなく、電車やバス、バイクなどでキャンプに行く場合は、収納時のサイズと重さがシビアな問題になります。

シングルバーナーの中には、五徳(鍋を乗せるツメの部分)を折りたたむことで、ポケットティッシュほどのサイズに収まるものもあります。また、専用の収納ケースやポーチが付属しているかどうかもチェックしましょう。ケースがあれば、リュックの中で他の荷物を傷つける心配がなく、安全に持ち運ぶことができます。

用途別おすすめバーナー・コンロ

あかりあかり

お店に行くと色々なモデルがありますが、定番の「ST-310」と「ジュニアコンパクトバーナー」はどう使い分ければいいですか?

しんたろーしんたろー

寒さや安定性を求めるならST-310、予算を抑えてとにかく手軽に始めたいならイワタニのジュニアコンパクトバーナーがおすすめだよ。

ダオンダオン

でもそれ、風が強い日は火が消えちゃわないの?

しんたろーしんたろー

屋外は風の影響を受けやすいからね。耐風性能が高いモデルを選ぶか、別売りのウィンドスクリーンを併用して風を遮る工夫をすれば快適に調理できるよ。

ここからは、選び方のポイントを踏まえた上で、多くのキャンパーに愛用されている間違いのない定番モデルを用途別にご紹介します。

ソロキャンプ向け定番シングルバーナー(CB缶)

SOTO レギュレーターストーブ ST-310Amazon 見る →
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レギュレーターストーブ ST-310
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初心者の最初の1台として、圧倒的な人気を誇るのがSOTOの「レギュレーターストーブ ST-310」です。CB缶を使用する手軽さに加え、「マイクロレギュレーター」という独自の仕組みを搭載しているのが最大の特徴です。これにより、CB缶の弱点である「寒さによる火力低下」をある程度防ぎ、朝晩の冷え込みの中でも安定した火力を発揮します。五徳も大きく、ソロ用のクッカーから中型のフライパンまでしっかり乗せられる頼もしい相棒です。

コスパ重視の入門シングルバーナー(CB缶)

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCBAmazon 見る →
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ジュニアコンパクトバーナー
ジュニアコンパクトバーナー
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「とにかく予算を抑えて、まずはキャンプを始めてみたい」という方には、イワタニの「ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB」がぴったりです。カセットコンロのトップメーカーであるイワタニ製という安心感がありながら、非常にリーズナブルな価格で手に入ります。折りたたむと専用のハードケースにすっぽり収まり、非常にコンパクト。風防の役割を果たす五徳の形状も秀逸で、長年にわたって愛され続けているロングセラー商品です。

登山や寒さに強いシングルバーナー(OD缶)

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マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター
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風の強い山頂や、厳しい寒さの中でも確実にお湯を沸かしたいなら、SOTOの「ウインドマスター SOD-310」が最強の選択肢です。その名の通り、すり鉢状の火口が風をシャットアウトし、強風下でも炎が流されません。OD缶を使用するため寒さにも強く、わずか67gという驚異的な軽さも魅力です。少し価格は張りますが、過酷な環境に挑むキャンパーや登山者から絶大な信頼を得ている名機です。

ファミリー向け定番ツーバーナー(OD缶)

コールマン パワーハウスLPツーバーナーストーブIIAmazon 見る →
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パワーハウスLPツーバーナーストーブ2
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ファミリーキャンプで本格的な料理を楽しみたいなら、コールマンの「パワーハウスLPツーバーナーストーブII」が定番中の定番です。OD缶を使用するガス式なので、面倒なポンピング(ガソリンバーナー特有の空気入れ作業)が不要で、ツマミを回して点火ボタンを押すだけで家庭のコンロと同じように使えます。薄型で持ち運びやすく、風よけの大きなフタがついているため屋外での調理も快適です。

高火力なファミリー向けツーバーナー(CB缶)

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ツインバーナーUS-1900 610305
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CB缶を使いながらも、ツーバーナーのパワフルさを求める方には、ユニフレームの「ツインバーナー US-1900」がおすすめです。スタイリッシュなアルミボディは見た目が美しいだけでなく、軽量でサビにも強いのが特徴です。独自の「銅製ブースター」がガス缶を適度に温める仕組みになっており、CB缶の弱点である冷えによる火力低下を防ぎ、最後まで高火力を維持してくれます。こだわりのキャンプキッチンを作りたい方に大人気です。

初心者がやりがちな失敗と注意点

あかりあかり

火を扱うので少し怖いのですが、初心者がやってしまいがちな危ない失敗ってありますか?

しんたろーしんたろー

一番危険なのは大きな鉄板でガス缶を覆うことだよ。輻射熱でガス缶が異常加熱して爆発する恐れがあるから、必ず指定の鍋サイズを守ってね。

ダオンダオン

それなら雨の日にテントの中で使えば安全じゃない?

しんたろーしんたろー

それは絶対にダメだよ。密閉された空間で火を使うと一酸化炭素中毒の危険があるから、どんな時も必ず屋外の風通しの良い場所で使うのが鉄則なんだ。

バーナーは火を扱う道具です。便利である反面、使い方を間違えると大きな事故につながる危険性があります。ここでは、初心者が特におちいりやすい失敗と、絶対に守るべき注意点を3つ解説します。

大きな鉄板や鍋による輻射熱(ふくしゃねつ)の危険

バーナー・コンロの選び方のイメージ

最も危険で、かつ初心者がやってしまいがちなのが「輻射熱」による事故です。輻射熱とは、熱せられた鍋や鉄板から周囲に放射される熱のことです。

コンパクトな一体型のシングルバーナーの上に、バーナー本体よりもずっと大きな鉄板や鍋を乗せて長時間調理をすると、下にあるガス缶が輻射熱で異常に熱せられてしまいます。ガス缶は高温になると内部の圧力が急激に上がり、最悪の場合は大爆発を起こします。これは本当に危険です。

取扱説明書には「使用できる鍋の最大サイズ(直径〇〇cmまで)」が必ず記載されています。これを絶対に守り、ガス缶を覆い隠すような大きな調理器具は使わないでください。大きな鍋を使いたい場合は、熱源とガス缶が離れている「分離型」のバーナーを使用しましょう。

風対策を忘れて全くお湯が沸かない

いざキャンプ場についてカップラーメンを作ろうとしたら、風が強くて火が揺れ、いつまで経ってもお湯が沸かない……。これも初心者あるあるです。家庭のキッチンでは無風状態が当たり前ですが、屋外ではそよ風程度でも火力が大きく奪われます。

せっかく高火力のバーナーを買っても、風に熱を逃がされては意味がありません。バーナーを購入する際は、必ず別売りのウィンドスクリーン(風防板)もセットで用意しておくことを強くおすすめします。風を遮るだけで、お湯が沸くスピードは劇的に変わります。

テント内での使用による一酸化炭素中毒

冬の寒い時期や雨の日、「外に出るのが億劫だから」と、締め切ったテントの中や車内でバーナーを使ってしまう人が後を絶ちません。これは命に関わる重大なルール違反です。

狭く密閉された空間で火を使うと、あっという間に酸素が不足し、不完全燃焼を起こして一酸化炭素が発生します。一酸化炭素は無色無臭のため気づきにくく、吸い込むと頭痛や吐き気を引き起こし、最悪の場合は死に至ります。バーナーは必ず屋外の風通しの良い場所で使用すること。これはキャンプを楽しむための絶対の掟です。

バーナー・コンロに関するよくある質問

バーナーを囲んで楽しむキャンプの食卓
疑問が解決したら、あとはお気に入りのバーナーで食卓を囲むだけ

最後に、バーナー選びや使い方に関して、初心者の方からよく寄せられる疑問にQ&A形式でお答えします。

Q. CB缶とOD缶は互換性がある?

互換性はありません。CB缶用のバーナーにはCB缶しか、OD缶用のバーナーにはOD缶しか接続できません。接続部分の形状が全く異なるためです。また、同じOD缶であっても、安全のために「バーナー本体と同じメーカーのガス缶」を使用することが各社から推奨されています(例:コールマンのバーナーにはコールマンのガス缶を使う)。

Q. 家庭用のカセットコンロをキャンプで使ってもいい?

使用すること自体は可能ですが、あまりおすすめしません。家庭用のカセットコンロは風防がないため、屋外の風に非常に弱く、少しの風で火が消えてしまいます。また、サイズが大きく持ち運びにも不便です。もしカセットコンロを持っていくなら、イワタニの「タフまる」のような、屋外使用を前提とした耐風性の高いアウトドア用カセットコンロを選ぶと良いでしょう。

Q. 冬キャンプでもCB缶は使える?

一般的なCB缶(ノーマルガス)は気温が10度を下回ると火力が落ち、5度以下になるとほとんど使い物にならなくなります。冬キャンプでCB缶を使いたい場合は、各メーカーから発売されている「寒冷地仕様(パワーガス・プロイソなどと呼ばれる)」のCB缶を購入してください。これらは低温でも気化しやすい成分が配合されており、冬場でも安定して火を使うことができます。

Q. ガス缶の持ち運びや保管で気をつけることは?

ガス缶は直射日光の当たる場所や、車内などの高温になる場所に放置しないでください。破裂の危険があります。持ち運ぶ際は、キャップをしっかり閉めてリュックやコンテナの中に収納しましょう。また、使い終わった空のガス缶を捨てる際は、必ず中身を完全に使い切り、お住まいの自治体のルールに従って廃棄してください(穴あけの要不要は自治体により異なります)。

Q. バーナーのメンテナンスはどうすればいい?

基本的には、使用後に冷めてから汚れを拭き取るだけで十分です。吹きこぼれや油汚れを放置すると、火が出る穴(炎口)が詰まって不完全燃焼の原因になります。固く絞った布で汚れを拭き取り、もし穴が詰まっている場合は柔らかいブラシなどで優しくこすり落としてください。水洗いはサビの原因になるため避けましょう。

まとめ:お気に入りのバーナーでキャンプ飯を楽しもう

バーナー・コンロの選び方のイメージ

バーナー・コンロの選び方について、種類や違い、注意点まで詳しく解説してきました。情報がたくさんあって迷ってしまうかもしれませんが、最後にもう一度結論を振り返りましょう。

まだ自分のキャンプスタイルが定まっていない初心者の方には、「CB缶が使えるシングルバーナー」が最も手軽で間違いのない選択です。どこでも燃料が買える安心感と、荷物にならないコンパクトさは、キャンプのハードルを大きく下げてくれます。

バーナーは、キャンプでの食事やリラックスタイムを支える最も重要なギアの一つです。自分にぴったりの相棒を見つけて、大自然の中で飲む最高のコーヒーや、アツアツのキャンプ飯を存分に楽しんでくださいね!

ダオン

あたたかいスープを一緒に作れたら、うれしいな…

ダオン|CampDAOで生まれた公式キャラクター。この講座の案内役。

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キャンプ講座(全72回)

0章 はじめてのキャンプへ5/5公開
  1. キャンプの始め方ロードマップ
  2. キャンプにかかる費用|初期費用と予算の目安
  3. レンタル・手ぶらキャンプから始める
  4. キャンプの魅力とは|初心者が行きたくなる理由
  5. 最初の週末までに読む3本|キャンプデビュー最短ルート
1章 道具を選ぶ15/15公開
  1. キャンプ道具は何から揃える?初心者が最初に買うべき優先順位【必要なもの一式】
  2. ソロとファミリーで全然違う!スタイル別キャンプ道具の揃え方【初心者向け】
  3. 初心者のテントの選び方|種類・サイズ・失敗しない5つのポイント
  4. タープの種類と選び方|初心者はヘキサとレクタどっち?
  5. 寝袋(シュラフ)の選び方|季節・温度・形で決まる【初心者向け】
  6. キャンプ用スリーピングマットの選び方|R値・厚み・種類を初心者向けに解説
  7. キャンプテーブル・チェアの選び方|ハイ・ロースタイルの高さで決まる
  8. ランタンの選び方|初心者はLED・明るさで選ぶ
  9. バーナー・コンロの選び方|初心者向けシングル/ツーバーナー今ここ
  10. クッカー・カップの選び方|素材と人数で選ぶ
  11. キャンプナイフの選び方|用途別の種類と最初の1本
  12. 焚き火台の選び方|サイズ・素材・後片付けで選ぶ
  13. クーラーボックスの選び方|保冷力・容量・タイプで選ぶ
  14. あると便利な小物・その他の道具|快適さが増す必携リスト
  15. ポータブル電源の選び方|キャンプで必要な容量・出力・電池の見分け方
2章 準備する13/13公開
  1. キャンプの計画の立て方(予約から当日までの流れ)
  2. キャンプ場の選び方とチェックポイント
  3. キャンプの持ち物チェックリスト|初心者の必需品まとめ
  4. タイムスケジュールと予算の組み立て方
  5. キャンプの服装と着回し
  6. 食材とキッチン用品の準備
  7. クーラーボックスへの収納方法
  8. キャンプ道具の積載方法
  9. 緊急時の対応とエマージェンシーグッズ
  10. 防虫対策
  11. 車なしで行くキャンプ|電車移動・軽量パッキング・駅近キャンプ場
  12. 車なしソロ初回、結局いくら?|レンタルと購入の損益分岐【実額】
  13. 初めての1泊2日、丸わかりタイムライン|到着から撤収までの全流れ
3章 設営する13/13公開
  1. テントサイト設営の全体手順
  2. テント設営場所の選び方
  3. テントサイトのレイアウト
  4. ペグの打ち方
  5. ロープワークと自在金具・カラビナの使い方
  6. ドームテントの設営と撤収
  7. スクリーンタープの設営と撤収
  8. スクエアタープの張り方と撤収
  9. 寝室スペースの作り方
  10. キッチンスペースの作り方
  11. ランタンの使い方
  12. シングルバーナーの使い方
  13. 撤収と片付けの段取り(チェックアウトまで)
4章 楽しむ10/10公開
  1. 焚き火のやり方完全ガイド(準備・着火・後始末)
  2. 薪の種類と選び方・組み方
  3. キャンプコーヒーの淹れ方と楽しみ方
  4. 星空・夜キャンプの楽しみ方
  5. ハンモックのある過ごし方
  6. スマホでOK!キャンプ写真の撮り方
  7. 雨の日キャンプの過ごし方と対策
  8. ソロキャンプの楽しみ方
  9. ファミリーキャンプで子どもと楽しむアイデア
  10. キャンプ仲間の作り方(グルキャン・コミュニティ)
5章 料理する6/10公開
  1. キャンプ飯の基本(道具・段取り・献立の考え方)
  2. 初めてのキャンプの献立プラン(1泊2日モデル)
  3. メスティンの炊飯とかんたんレシピ
  4. ホットサンドのレシピ12選
  5. スキレットの定番レシピとシーズニング
  6. 焚き火料理入門(ホイル焼き・串・網焼き)
  7. バーベキューの食材リスト|量の目安と準備近日公開
  8. キャンプの朝ごはん近日公開
  9. 寒い日にうまい鍋・スープ料理近日公開
  10. 後片付けと食材の衛生管理近日公開
6章 マナー・安全・撤収0/2公開
  1. キャンプ場のマナー完全ガイド|初心者が嫌われないルール近日公開
  2. 濡れたテントの乾かし方とカビ対策近日公開
安全ガイド(必読)4/4公開
  1. テント内でストーブ、その油断が命取り|一酸化炭素中毒の防ぎ方
  2. やけど・焚き火の安全な消火|初めてでも火事を出さない
  3. 低体温症と熱中症|季節別に命を守る対処
  4. ソロキャンプが怖いあなたへ|場面別の不安と対処
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