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キャンプ/アウトドア.JP

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キャンプの始め方から仲間づくりまでを支える入門メディア。初心者向けのキャンプ講座と、キャンプのオンラインコミュニティ「CampDAO」を運営しています。

予算は優先順位で決まる
あかりあかり

キャンプ道具って全部揃えると高額になりそうで不安です。いくらあれば始められますか?

しんたろーしんたろー

まずは3万円台からで十分だよ。いきなり全部揃えず、必要最低限のアイテムに絞るのが失敗しないコツなんだ。

ダオンダオン

じゃあ高いブランドの道具は買わなくていいの?

しんたろーしんたろー

最初は入門クラスの安価なもので大丈夫だよ。使い勝手が分かってから少しずつ自分好みのアイテムを買い足していくのが楽しいからね。

キャンプを始めるのにいくら要る?

キャンプにかかる費用のイメージ

「キャンプをやってみたいけれど、道具を揃えるのに何十万円もかかるのではないか」と不安に感じる方は多いです。初心者代表のあかりも、アウトドアショップに並ぶ高価なテントを見て、自分には手が届かない趣味だと諦めかけていました。しかし、編集長のしんたろーが提案するスタイルなら、決してそんなことはありません。

この記事では、これからひとりで身軽にキャンプを始めたい方が、道具から当日までにかかる費用について詳しく解説します。結論からお伝えすると、最低限の道具一式と当日の費用を合わせても、3万円台から4万円台でスタートすることが十分可能です。いきなり高額な道具をすべて買い揃える必要はありません。

キャンプの初期費用は、大きく分けて「道具代」「キャンプ場代」「交通費」「食費」の4つに分類されます。特に道具代は、選び方次第で金額が大きく変動します。案内役のダオンも、最初は手頃な価格の道具から始めて、少しずつ自分好みのアイテムを買い足していくスタイルを楽しんでいます。

初心者がつまずきやすいポイントとして、「ネットで見かけたおしゃれな道具を全部買わなければいけない」と思い込んでしまうことが挙げられます。しかし、公共交通機関でも車でも、自分で運べる量には限りがあるソロキャンプでは、たくさん道具を買っても持ち運べないという現実があります。まずは必要最小限のアイテムに絞り、予算を抑えながら賢くデビューする方法を見ていきましょう。詳しくはソロとファミリーで全然違う!スタイル別キャンプ道具の揃え方【初心者向け】でも解説しています。

道具一式の目安|最低ラインの合計

キャンプにかかる費用のイメージ

キャンプに必要な道具は、テントや寝袋などの「住」、バーナーやクッカーなどの「食」、そしてランタンなどの「明かり」に分けられます。これらをすべて揃えるといくらになるのか、価格帯の軸で比較してみましょう。

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入門クラス

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安価で揃えやすい入門ギア(写真はキャプテンスタッグ アルミロールテーブル)

ホームセンターのプライベートブランドや、ネット通販で見つかる手頃な価格帯の道具です。テントが5,000円から15,000円程度、その他の小物も数千円で手に入ります。すべてこのクラスで揃えれば、道具一式で2万円台から3万円台に収めることが可能です。車でも電車でも持ち運びを考えると、コンパクトに収納できるものを選ぶのがコツです。

ミドルクラス

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定番ブランドの安心ギア(楽天でSOTO レギュレーターストーブ ST-310を探す)

アウトドア専門店でよく見かける、知名度のある定番ブランドの道具です。テントは20,000円から60,000円程度になります。耐久性や使い勝手が良く、長く愛用できるのが特徴ですが、一式揃えると5万円から10万円程度かかります。最初は入門クラスで揃え、よく使う道具だけをミドルクラスに買い替えるというステップアップがおすすめです。

プレミアムクラス

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高品質で長く使えるギア(写真はスノーピーク スノーピーク チタンパーソナルクッカーセット SCS-020T SCS-020R)

素材やデザインに徹底的にこだわった高価格帯の道具です。テントだけで10万円を超えることも珍しくありません。所有する喜びは大きいですが、生地が分厚く頑丈なぶん、重量が重くなりがちです。荷物を軽くまとめたいソロキャンプのスタイルには合わないことも多いため、初心者のうちは無理に手を出さなくて大丈夫です。

初期費用の内訳イメージ(道具代・キャンプ場代・交通費・食費の円グラフ)
初期費用の内訳イメージ(道具代・キャンプ場代・交通費・食費の円グラフ)

まずは入門クラスを中心に、最低限必要な「テント」「寝袋」「マット」「ランタン」「バーナー」の5点に絞って揃えましょう。これなら予算3万円以内で十分に買い揃えることができます。

キャンプ場代の相場と内訳

あかりあかり

キャンプ場代は安く抑えたいです。オートキャンプ場という場所を選べばいいのでしょうか?

しんたろーしんたろー

車を使わないならフリーサイトがおすすめだよ。オートキャンプ場は車を横付けできる分、料金が高めに設定されているから注意してね。

ダオンダオン

そもそもフリーサイトって何が違うの?

しんたろーしんたろー

区画が決まっていない自由な場所のことだよ。車を乗り入れない分、サイト使用料が2,000円前後に抑えられる場所が多くて節約になるんだ。

キャンプにかかる費用のイメージ

道具の予算の次は、実際にキャンプ場を利用する際にかかる費用についてです。キャンプ場代は、施設によって料金体系が異なりますが、基本的には「入場料」と「サイト使用料」の合計で計算されます。

入場料は大人1名あたり500円から1,000円程度。サイト使用料は、テントを張る場所の代金です。ソロキャンプの場合、自由にテントを張れる「フリーサイト」を選ぶと、1,500円から2,000円程度で済むことが多いです。合計すると、1泊あたり2,000円から3,000円が相場となります。

ここで初心者がよくやってしまう失敗があります。それは、予約時に「オートキャンプ場」の「区画サイト」を選んでしまうことです。オートキャンプ場とは、車をテントのすぐ横に乗り入れられる施設のことです。車一台分の駐車スペースが含まれているため、サイト使用料が5,000円以上と高額に設定されています。

車を使わずに電車や徒歩で訪れるソロキャンパーにとって、広い駐車スペースは不要です。車での乗り入れが不要な場合は、区画のないフリーサイトや、徒歩キャンパー向けの割引料金があるキャンプ場を選ぶと、費用をぐっと抑えることができます。キャンプ場の選び方についてはキャンプの計画の立て方(予約から当日までの流れ)で詳しく案内しています。

移動費(交通費・ガソリン代)も忘れずに

あかりあかり

最寄り駅からキャンプ場まで遠い場合、移動費が心配です。タクシーを使うことになりませんか?

しんたろーしんたろー

事前にバスの時刻表を調べておくのが鉄則だよ。駅から歩ける場所を選ぶか、バスの本数を確認しないとタクシー代で予算オーバーするからね。

ダオンダオン

バスが1日2本しかなかったらどうするの?

しんたろーしんたろー

その場合は駅近のキャンプ場に変更しよう。無理な計画は初心者の失敗の元だから、移動も含めて余裕のあるスケジュールを組むのが一番だよ。

キャンプにかかる費用のイメージ

電車や路線バスでキャンプ場へ向かう場合、予算を立てる際に意外と見落としがちなのがこの交通費です。

都市部からアクセスしやすい郊外のキャンプ場へ行く場合、往復の電車代とバス代でおおよそ2,000円から5,000円程度がかかります。特急電車を利用するとさらに数千円が上乗せされるため、普通列車でのんびり向かう計画を立てるのが節約のポイントです。

また、最寄り駅からキャンプ場までの距離にも注意が必要です。最寄り駅から徒歩圏内のキャンプ場であれば問題ありませんが、駅から離れている場合、路線バスの本数が1日に数本しかないことがあります。バスの時間を調べずに駅まで行ってしまい、やむを得ずタクシーを使って片道3,000円以上かかってしまった、というのも初心者にありがちな失敗です。

交通費を抑えるためには、駅から歩いて行けるキャンプ場を探すか、バスの時刻表を事前にしっかり確認して計画を立てることが大切です。移動時間もキャンプの一部として楽しみながら、無理のない予算配分を心がけましょう。

初回にかかる総額シミュレーション

あかりあかり

道具代や交通費を含めて、結局いくら用意すれば安心ですか?

しんたろーしんたろー

総額4万円あれば十分楽しめるよ。レンタルサービスを使えばさらに費用を抑えられるから、まずは手ぶらで試すのも一つの方法だね。

ダオンダオン

全部レンタルで済ませたら一番安上がりじゃない?

しんたろーしんたろー

確かに初期費用は1万5千円程度まで下がるよ。ただ、自分の道具を育てていく愛着もキャンプの醍醐味だから、まずは体験して判断しよう。

キャンプにかかる費用のイメージ

ここまで見てきた費用をまとめて、初めてのキャンプにかかる総額をシミュレーションしてみましょう。すべてを格安の入門クラスで揃え、近場のキャンプ場へ行く想定です。

まず、道具代です。テント、寝袋、マット、ランタン、バーナーなどの基本セットをネット通販やホームセンターで揃えると、約2万5千円から30,000円に収まります。次に、キャンプ場代がフリーサイト利用で約3千円。そして、往復の交通費が約3千円。最後に、現地のスーパーで買う食材や飲み物代として約3千円を見込みます。

これらをすべて合計すると、価格はストアで確認から39,000円となります。これが、公共交通機関を使ったソロキャンプをスタートするための現実的な総額目安です。5万円札が1枚あれば、お釣りが来る計算になります。

もし「最初は道具を買わずに試してみたい」という場合は、キャンプ場で道具一式を借りられるレンタルサービスを利用する手もあります。ソロ用のレンタルセットは5,000円から10,000円程度で借りられるため、道具代をまるごと削ることができ、初回は15,000円程度の出費で体験できます。まずはレンタルで雰囲気を掴んでから、少しずつ自分の道具を買っていくのも賢い方法です。

節約できる出費・削ってはいけない出費

キャンプにかかる費用のイメージ

予算が限られている中で道具を揃える際、「どこを節約して、どこにお金をかけるべきか」を見極めることが重要です。すべてを安いもので済ませようとすると、キャンプ場で辛い思いをすることになります。

まず、積極的に節約していいのは「調理器具」や「食器」です。最初は100円ショップの小鍋や、自宅で使っているフライパンを持ち出せば十分です。お皿やカトラリーも、家にあるもので代用できます。また、夜を照らすランタンも、最初は数千円で買える電池式のLEDランタンで問題ありません。高価なガスランタンなどは後回しで大丈夫です。

一方で、絶対に削ってはいけない出費が「寝具」、特に「マット」です。初心者はテントにお金をかけがちですが、実は睡眠の質を左右するのはテントではなく、地面に敷くマットです。キャンプ場の地面は石でゴツゴツしていたり、夜になると地面から強烈な冷気が上がってきたりします。

ここで数百円の薄い銀マットなどで済ませてしまうと、背中が痛くて眠れず、寒さで震える夜を過ごすことになります。「キャンプは辛いものだ」というトラウマにならないよう、マットと寝袋には予算を少し多めに割り当てることを強くおすすめします。寝具の選び方についてはテント設営場所の選び方を参考にしてください。

ダオンの1択|最初はここにお金をかける

ダオンダオン

持ち運びと使い勝手を考えると、ぼくならキャプテンスタッグのEVAフォームマットを迷わず選ぶ。

あかりあかり

設営や撤収が簡単で軽そうですね。それならキャンプ初心者なわたしでも、気負わずに選べそうです。しんたろーさん、このマットがおすすめな理由はどこにあるのでしょうか?

しんたろーしんたろー

理由は実用性の高さにあるんだ。約270gという圧倒的な軽さはバックパックで移動する際に大きな利点だし、折りたたみ式は空気を入れる手間がなくパンクの心配もない。地面の凹凸や冷気を遮断するクッション性も確保されているから、初期装備として非常に理にかなっているよ。

ダオンダオン

パタパタ畳むだけでいいから、撤収も本当に楽なんだ。

キャンプにかかる費用のイメージ

削ってはいけない出費としてマットの重要性をお伝えしましたが、荷物を自分で運ぶソロキャンパーにとって、持ち運びやすさも外せない条件です。ぼくならこれを選ぶよ、という視点で、軽くて実用的なマットを紹介します。

キャプテンスタッグ キャンプマット 1人用 EVA フォーム マット M-3318

広げるだけでパッと使えて、パンクの心配がない折りたたみ式のアウトドア用マットです。空気を入れる手間がなく、撤収もパタパタと畳むだけなので、設営に不慣れな初心者でも時間を取られません。

厚みがあり、地面の凹凸や冷気をしっかり遮断してくれます。何より重量が約270gと非常に軽いため、バックパックの外側にくくりつけて持ち運んでも、重さをほとんど感じません。価格も手頃で、初めてのキャンプで快適な睡眠を確保するための心強い味方になってくれます。

キャンプ講座(全72回)

0章 はじめてのキャンプへ5/5公開
  1. キャンプの始め方ロードマップ
  2. キャンプにかかる費用|初期費用と予算の目安今ここ
  3. レンタル・手ぶらキャンプから始める
  4. キャンプの魅力とは|初心者が行きたくなる理由
  5. 最初の週末までに読む3本|キャンプデビュー最短ルート
1章 道具を選ぶ15/15公開
  1. キャンプ道具は何から揃える?初心者が最初に買うべき優先順位【必要なもの一式】
  2. ソロとファミリーで全然違う!スタイル別キャンプ道具の揃え方【初心者向け】
  3. 初心者のテントの選び方|種類・サイズ・失敗しない5つのポイント
  4. タープの種類と選び方|初心者はヘキサとレクタどっち?
  5. 寝袋(シュラフ)の選び方|季節・温度・形で決まる【初心者向け】
  6. キャンプ用スリーピングマットの選び方|R値・厚み・種類を初心者向けに解説
  7. キャンプテーブル・チェアの選び方|ハイ・ロースタイルの高さで決まる
  8. ランタンの選び方|初心者はLED・明るさで選ぶ
  9. バーナー・コンロの選び方|初心者向けシングル/ツーバーナー
  10. クッカー・カップの選び方|素材と人数で選ぶ
  11. キャンプナイフの選び方|用途別の種類と最初の1本
  12. 焚き火台の選び方|サイズ・素材・後片付けで選ぶ
  13. クーラーボックスの選び方|保冷力・容量・タイプで選ぶ
  14. あると便利な小物・その他の道具|快適さが増す必携リスト
  15. ポータブル電源の選び方|キャンプで必要な容量・出力・電池の見分け方
2章 準備する13/13公開
  1. キャンプの計画の立て方(予約から当日までの流れ)
  2. キャンプ場の選び方とチェックポイント
  3. キャンプの持ち物チェックリスト|初心者の必需品まとめ
  4. タイムスケジュールと予算の組み立て方
  5. キャンプの服装と着回し
  6. 食材とキッチン用品の準備
  7. クーラーボックスへの収納方法
  8. キャンプ道具の積載方法
  9. 緊急時の対応とエマージェンシーグッズ
  10. 防虫対策
  11. 車なしで行くキャンプ|電車移動・軽量パッキング・駅近キャンプ場
  12. 車なしソロ初回、結局いくら?|レンタルと購入の損益分岐【実額】
  13. 初めての1泊2日、丸わかりタイムライン|到着から撤収までの全流れ
3章 設営する13/13公開
  1. テントサイト設営の全体手順
  2. テント設営場所の選び方
  3. テントサイトのレイアウト
  4. ペグの打ち方
  5. ロープワークと自在金具・カラビナの使い方
  6. ドームテントの設営と撤収
  7. スクリーンタープの設営と撤収
  8. スクエアタープの張り方と撤収
  9. 寝室スペースの作り方
  10. キッチンスペースの作り方
  11. ランタンの使い方
  12. シングルバーナーの使い方
  13. 撤収と片付けの段取り(チェックアウトまで)
4章 楽しむ10/10公開
  1. 焚き火のやり方完全ガイド(準備・着火・後始末)
  2. 薪の種類と選び方・組み方
  3. キャンプコーヒーの淹れ方と楽しみ方
  4. 星空・夜キャンプの楽しみ方
  5. ハンモックのある過ごし方
  6. スマホでOK!キャンプ写真の撮り方
  7. 雨の日キャンプの過ごし方と対策
  8. ソロキャンプの楽しみ方
  9. ファミリーキャンプで子どもと楽しむアイデア
  10. キャンプ仲間の作り方(グルキャン・コミュニティ)
5章 料理する6/10公開
  1. キャンプ飯の基本(道具・段取り・献立の考え方)
  2. 初めてのキャンプの献立プラン(1泊2日モデル)
  3. メスティンの炊飯とかんたんレシピ
  4. ホットサンドのレシピ12選
  5. スキレットの定番レシピとシーズニング
  6. 焚き火料理入門(ホイル焼き・串・網焼き)
  7. バーベキューの食材リスト|量の目安と準備近日公開
  8. キャンプの朝ごはん近日公開
  9. 寒い日にうまい鍋・スープ料理近日公開
  10. 後片付けと食材の衛生管理近日公開
6章 マナー・安全・撤収0/2公開
  1. キャンプ場のマナー完全ガイド|初心者が嫌われないルール近日公開
  2. 濡れたテントの乾かし方とカビ対策近日公開
安全ガイド(必読)4/4公開
  1. テント内でストーブ、その油断が命取り|一酸化炭素中毒の防ぎ方
  2. やけど・焚き火の安全な消火|初めてでも火事を出さない
  3. 低体温症と熱中症|季節別に命を守る対処
  4. ソロキャンプが怖いあなたへ|場面別の不安と対処

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