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キャンプ/アウトドア.JP

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キャンプの始め方から仲間づくりまでを支える入門メディア。初心者向けの入門カリキュラムと、キャンプ×web3.0コミュニティ「CampDAO」を運営しています。

予約から当日まで迷わず進める
あかりあかり

キャンプに行きたいのですが、予約を急いで失敗しそうで怖いです。計画はどう立てればいいですか?

しんたろーしんたろー

まずは日没時間からの逆算でスケジュールを組むこと。暗い中での設営は怪我の元だから、明るいうちに完了させるのが鉄則だ。

ダオンダオン

じゃあ秋みたいに日がすぐ沈む季節はどうするの?

しんたろーしんたろー

日没の2時間前には設営を終えるのが目安。17時日没なら15時に完了、設営に1時間かかるなら14時到着と、時間を巻き戻して計算するんだ。

キャンプの計画は逆算で組むと迷わない

キャンプの計画の立て方(予約から当日までの流れ)のイメージ

キャンプに行きたいと思い立ったとき、初心者が一番やってしまいがちなのが「とりあえずキャンプ場を予約してしまう」ことです。しかし、これから始める初心者にとって、行き当たりばったりの計画は失敗の元になります。編集長のしんたろーは、キャンプの計画は必ずゴールからの逆算で組むことを推奨しています。

なぜ逆算が必要なのでしょうか。それは、車でも電車・バスでも、移動や設営には想定以上に時間がかかり、特に公共交通機関を使う場合は便数も限られているからです。キャンプにおける最大のゴールであり、絶対に守らなければならない鉄則が「日没の2時間前までに設営を完了させる」ことです。

暗くなってからのテント設営は、視界が悪く部品をなくしてしまったり、ペグ(テントを固定する杭)を打つ際に手を怪我してしまったりと、危険がいっぱいです。初心者代表のあかりも、初めてのキャンプで到着が遅れ、スマートフォンのライトを頼りに真っ暗な中でテントを張るという怖い思いを経験しました。

例えば、秋のキャンプで17時に日が沈むとします。日没の2時間前である15時には、テントを張り終えて一息ついていたいところです。初心者がテントの設営にかかる時間を1時間と見積もると、14時にはキャンプ場に到着している必要があります。

日没から逆算するキャンプ当日のタイムスケジュール例
日没から逆算するキャンプ当日のタイムスケジュール例

最寄り駅からキャンプ場までのバスが30分かかるなら、13時半のバスに乗らなければなりません。さらに駅前のスーパーで食材の買い出しに1時間かかるとすれば、12時には駅に到着しておく必要があります。このように、日没時間から時間を巻き戻してスケジュールを立てることで、無理のない安全な計画ができあがります。案内役のダオンのアドバイス通り、荷物が多いと体力を消耗しやすいため、移動時間はスマートフォンの地図アプリが示す時間よりも、1.5倍ほどの余裕を持たせておくのが安心です。

行き先とキャンプ場を仮決めする

キャンプの計画の立て方(予約から当日までの流れ)のイメージ

逆算のスケジュールをイメージできたら、次は行き先となるキャンプ場を仮決めします。初心者にとって、キャンプ場選びで見落としがちなポイントが「アクセス」です。絶景のキャンプ場であっても、車なら山道が長すぎたり、公共交通機関だと最寄り駅からバスが1日に1本しかなかったりする場所は、最初のうちは避けるのが無難です。

車なら無理のない距離で駐車場が使え、公共交通機関なら駅から徒歩20分圏内やバス停から近い、といったアクセスしやすいキャンプ場を探しましょう。また、周辺にスーパーやコンビニがあるかどうかも重要です。食材や飲み物を自宅からリュックに入れて運ぶと非常に重く、肩や腰に負担がかかります。現地の駅前で買い出しができるルートを選ぶと、移動が格段に楽になります。

キャンプ場のサイト(テントを張る場所)には、大きく分けて「区画サイト」と「フリーサイト」があります。区画サイトは「A-1」のように自分のスペースが決められており、到着が少し遅れても場所がなくなる心配がありません。一方、フリーサイトは空いている場所に自由に設営できるため開放感がありますが、混雑時は良い場所がすぐに埋まってしまうため、早めの到着が必須になります。初心者のうちは、場所取りの焦りがない区画サイトがおすすめです。

また、荷物を運ぶうえでテントの重量は大きなネックになります。キャンプ場でテントをレンタルできるか、あるいは自力で運べる軽量なテントを持参するかを決めましょう。持ち運べるテントの種類を比較してみます。

写真 タイプ 特徴 初心者度
山岳用テントの代表例: モンベル ステラリッジ テント2 山岳用テント 軽量コンパクトで徒歩に最適 ◎最有力
ツーリングテントの代表例: コールマン ツーリングドームST ツーリングテント 少し重いが前室が広く快適 ○選択肢
ワンポールテントの代表例: DOD ワンポールテントS ワンポールテント 設営が簡単で見た目がおしゃれ △ポールが重い

山岳用テント

山岳用テントの代表例: モンベル ステラリッジ テント2
リュックに入る軽量コンパクトさ(写真はモンベル ステラリッジ テント2

荷物をできるだけ軽くしたい初心者には、コンパクトに収まる山岳用テントが最も負担が少なくおすすめです。登山用として作られているため、風にも強く、何より軽いのが特徴です。少し値段は張りますが、移動の疲れを劇的に軽減してくれます。テントの選び方について、詳しくは寝袋(シュラフ)の選び方で解説していますので参考にしてください。

予約はいつ・どこから取るのか

あかりあかり

計画が立てられたら、次はキャンプ場選びですね。車がない場合、何を基準に選べば失敗しませんか?

しんたろーしんたろー

駅からバスで無理なくアクセスできる場所を選ぶこと。移動時間は地図アプリの表示より1.5倍の余裕を持つのがコツだ。

ダオンダオン

そもそもバスが全然走っていない場所だったらどうするの?

しんたろーしんたろー

バス便が少ない場所は避けるのが無難。事前に時刻表を調べ、乗り遅れたら計画が崩壊する前提で、余裕のある便を選ぶのが安全策だ。

キャンプの計画の立て方(予約から当日までの流れ)のイメージ

行き先の候補が絞れたら、いよいよ予約を取ります。キャンプ場の予約は、全国のキャンプ場を検索できる専用の予約サイトや、各キャンプ場の公式サイトからインターネットで行うのが一般的です。電話予約のみ受け付けているキャンプ場もありますが、空き状況がリアルタイムでわかるネット予約が便利です。

人気のキャンプ場は、予約開始日(宿泊日の2〜3ヶ月前の1日など)にアクセスが集中し、あっという間に週末の枠が埋まってしまいます。初心者代表のあかりも、行きたいキャンプ場がずっと満室で予約できないと悩んでいました。編集長のしんたろーがおすすめする裏技は、キャンセルが出やすい「宿泊日の1週間前〜3日前」を狙うことです。天候の不安や急な予定変更で空きが出ることが多いため、こまめにサイトをチェックしてみましょう。

予約の際に必ず確認しなければならないのが、キャンプ場のルールです。特に「ゴミの処理」と「直火の可否」は重要です。生ゴミや空き缶を持ち帰るのは、車でも荷室に臭いがこもり、公共交通機関ならなおさら気になって、大きな負担になります。数百円の処理代を払ってでも、ゴミを捨てて帰れるキャンプ場を選ぶのが賢明です。また、地面で直接火を燃やす「直火」は禁止されている場所が多いため、焚き火台が必要かどうかも確認しておきましょう。

そして、キャンプ場の予約と同時に、交通機関の時刻表も必ずセットで調べる癖をつけてください。キャンプ場の予約は取れたのに、最寄り駅からのバスの時間が全く合わず、タクシー代で高くついてしまったという失敗は非常によくあります。予約完了画面やメールは、当日山の中で電波が届かない場合に備えて、スクリーンショットを撮ってスマートフォンに保存しておくと安心です。

予約後にやることを時系列で並べる

あかりあかり

行きたい場所が決まったら予約ですが、いつ頃から動き出せばいいでしょうか?

しんたろーしんたろー

人気キャンプ場なら予約開始日を狙うべきだ。多くの場所は公式サイトの予約システムから3ヶ月前には受付を開始する。

ダオンダオン

でもそれって電話で予約するのと何か違うの?

しんたろーしんたろー

Web予約なら空き状況がリアルタイムで確認できる利点がある。電話は行き違いが多いから、可能な限りオンライン予約を活用するのが確実だ。

キャンプの計画の立て方(予約から当日までの流れ)のイメージ

無事に予約が完了したら、当日までの準備を時系列で進めていきます。直前になって慌てないよう、段階的に準備を行うのが成功の秘訣です。

【1ヶ月前】足りない道具のリストアップと購入を進めます。初心者のうちは、とにかく荷物の軽量化が鍵となります。家庭用の重いカセットコンロを持っていくのはかさばるため、コンパクトに折りたためるシングルバーナーを用意しましょう。

シングルバーナー

SOTO レギュレーターストーブ ST-310

スーパーやコンビニで買えるカセットガスが使えて、折りたたむと手のひらサイズになるバーナーは、初心者の強い味方です。お湯を沸かしたり、簡単な調理をしたりするのに欠かせません。

【2週間前】特急電車や長距離の高速バスを利用する場合は、このタイミングでチケットを手配します。早割が適用されて格安で買えることも多いため、交通費を抑えたい人には重要なステップです。

【1週間前】自宅でテントの試し張りと道具の点検を行います。案内役のダオンも強く推奨していますが、自宅の部屋や近所の公園で、テントを一度広げて組み立て手順を確認しておきましょう。説明書を見ながら30分〜1時間ほど練習するだけで、当日の設営時間が劇的に短縮されます。また、バーナーの火がきちんとつくかどうかもこの時に確認します。

【3日前】最終的な天気予報のチェックを行います。気温に合わせて服装を考えますが、初心者は夜の冷え込みを甘く見がちです。キャンプ場は都市部よりも標高が高いことが多く、夜は都市部より5度は低いと考えてください。重ね着(レイヤリング)ができるよう、コンパクトに収納できるダウンジャケットやフリースを一枚多めにリュックに詰めましょう。

前日の最終確認リスト

あかりあかり

予約が取れたら、当日までに何を確認しておけば安心ですか?

しんたろーしんたろー

持ち物リストの作成と買い出しルートの確認だ。特に食料は現地近くのスーパーで調達する時間をスケジュールに組み込んでおく必要がある。

ダオンダオン

じゃあ当日急に雨が降ってきたらどうするの?

しんたろーしんたろー

天気予報は数日前からこまめに確認し、無理なら潔くキャンセルする勇気を持つこと。安全は何よりも優先されるべき判断基準だ。

キャンプの計画の立て方(予約から当日までの流れ)のイメージ

キャンプ前日は、荷物のパッキング(リュックへの詰め込み)と最終確認を行います。あかりも、初めてのキャンプ前夜、あれもこれもと不安になって荷物がパンパンになり、持ち上げることすら苦労していました。荷物の持ちすぎは、移動中の激しい疲労に直結します。「念のため」の道具は思い切って置いていく勇気を持ちましょう。

特に忘れがちで、忘れると致命的なのが「モバイルバッテリー」と「ランタンの充電」です。キャンプ場ではスマートフォンの充電ができないことが多く、地図や時刻表が見られなくなると帰宅困難になります。

小型LEDランタン

ゴールゼロ ライトハウス マイクロフラッシュ

USBで充電できる小型のLEDランタンなら、かさばらずにテント内を明るく照らせます。ルーメンという明るさの単位が箱に書いてありますが、自分で測る必要はありません。ソロ用のテントであれば、このサイズのランタン1つで十分に過ごせます。前日の夜に必ず満充電にしておきましょう。

食材の下ごしらえも前日のうちに済ませておくと、当日の調理が驚くほど楽になります。野菜を切ってジップロックに入れたり、お肉をタレに漬け込んだりしておけば、重いまな板や包丁を持っていく必要がなくなります。ゴミも自宅で捨てられるため一石二鳥です。

天気予報の最終確認も忘れずに。もし風速が5mを超える予報であれば、テントが飛ばされる危険があるため、初心者は無理をせずキャンセルを検討してください。編集長のしんたろーは、安全第一で撤退の判断ができることこそが、長くキャンプを楽しむ秘訣だと伝えています。最後に、当日の電車の時刻表をもう一度見直して、早めに就寝しましょう。

当日の集合から到着までの流れ

キャンプの計画の立て方(予約から当日までの流れ)のイメージ

いよいよキャンプ当日です。午前中に自宅を出発し、車または電車・バスで目的地へ向かいます。道中や現地周辺のスーパーで、あらかじめ考えておいたお肉や飲み物、必要な分の水を購入します。水は重いので、キャンプ場に水道がある場合は現地で汲むようにすると移動が楽になります。

13時頃、キャンプ場に到着したら、まずは管理棟でチェックインを行います。ここで、消灯時間(サイレントタイムと呼ばれる、静かに過ごす時間帯)や灰の捨て場など、細かいルールを再度確認します。サイトに移動したら、いきなりテントを広げるのではなく、まずは風向きを確認します。テントの入り口を風下に向けることで、室内に風が吹き込むのを防ぎ、快適に過ごせます。

風向きに対するテントの設営方向とペグ打ちの角度(斜め45度)の図解
風向きに対するテントの設営方向とペグ打ちの角度(斜め45度)の図解

計画通り、日没の2時間前までには設営を完了させましょう。テントを固定するペグは、地面に対して垂直に打つと風で抜けやすくなります。地面に対してではなく、テントと反対方向に斜め45度の角度で打ち込むと、抜けにくくしっかり固定できます。

設営が終わったら、ようやく一息つけます。夕食の準備や焚き火を楽しみますが、炭や薪への着火に手間取り、夕食が大幅に遅れるケースが多発しています。初心者のうちは意地を張らず、市販の着火剤をたっぷり使って確実に火を起こしましょう。

夜は、就寝の1時間前には焚き火に新しい薪をくべるのをやめ、完全に火が消えるように逆算して行動します。翌朝は早めに起床し、夜露で濡れたテントを太陽の光でしっかり乾かしてから撤収します。チェックアウトの時間は厳守し、来た時よりも綺麗にして帰るのがキャンパーの最低限のマナーです。

よくある質問(Q.形式)

Q. 雨の予報が出たらキャンセルすべきですか?

初心者のうちは、雨の日のキャンプは避けるのが無難です。設営や撤収が難しくなるだけでなく、濡れたテントを持ち帰るのが非常に重く大変です。降水確率が高ければ、無理せず延期を検討しましょう。

Q. 焚き火の薪はどこで買えばいいですか?

薪は非常に重くてかさばるため、自宅やホームセンターから運ぶのは負担が大きく、特に荷物を軽くしたい場合には向きません。できればキャンプ場の管理棟で販売されているものを現地で購入するようにしてください。

Q. キャンプ場でのゴミはどう処理すればいいですか?

キャンプ場によってルールが異なります。分別して捨てられる場所もあれば、完全持ち帰りの場所もあります。予約時に確認し、持ち帰りの場合は臭いが漏れない防臭袋(BOSなど)を持参すると、車内でも公共交通機関でも安心です。

Q. 夜はどれくらい冷え込みますか?

キャンプ場は自然の中にあるため、都市部よりも気温が下がります。天気予報の最低気温からさらにマイナス5度程度を見込み、夏でも長袖の上着を、春秋なら冬用の防寒着を必ず準備してください。

この記事のまとめ

キャンプの計画の立て方(予約から当日までの流れ)のイメージ

キャンプの計画から当日までの流れについて解説しました。これから始めるソロキャンパーにとって、最も大切なのは「日没から逆算してスケジュールを立てること」「荷物を徹底的に軽くすること」です。

行き当たりばったりで出発すると、移動だけで疲れ果ててしまい、キャンプ本来の自然を楽しむ余裕がなくなってしまいます。事前にキャンプ場のアクセスやルールを確認し、自宅でテントの試し張りをしておくことで、当日の不安は大きく軽減されます。ダオンの1択としては、まずは駅から近くてレンタル品が充実している、初心者歓迎のキャンプ場を選ぶのがおすすめです。

そして、キャンプはキャンプ場を出たら終わりではありません。「家に帰って道具の片付けを終えるまでがキャンプ」です。帰宅後に濡れたテントを干したり、汚れた道具を拭いたりする時間を、翌日の予定にしっかり組み込んでおきましょう。道具を大切に手入れすることで、次のキャンプがさらにスムーズで楽しいものになります。

しっかりとした計画を立てて、安全で快適なソロキャンプデビューを果たしてください。具体的な道具の選び方やパッキングのコツについては、寝袋(シュラフ)の選び方で詳しく解説していますので、ぜひそちらも参考に準備を進めてみてください。

ダオン

準備を整えておけば、きっと素敵な時間が待っていますね…

ダオン|CampDAOで生まれた公式キャラクター。この講座の案内役。

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